田中ゼミ「神戸伝統野菜プロジェクト」実施

2023.04.19 NEWS

田中ゼミでは、2018~2019年度を通して、「神戸の伝統野菜保存会」(渡部 啓史 代表、以下:保存会)との連携の下、今や流通量の少なくなった兵庫・神戸の伝統野菜(阪神のオランダトマト、尼いも、鳴尾イチゴなど)の復活・普及を目的とした「神戸伝統野菜プロジェクト」に取り組みましたが、2020年度はコロナ禍で実質的な活動が中断しました。しかし、2021年度にプロジェクトを再開、2022年度も継続し、その間、商品(トマトジャム)のネーミングやラベリング、ラッピング、販売方法及び流通戦略などを検討・考案しました。

そして、今年度(2023年度)は、阪神のオランダトマト、尼いも、鳴尾イチゴを用いて、クッキーなど焼き菓子を考案し、できれば販売(通信販売など)についても検討する事になりました。そのため、まず伝統野菜について理解を深める事を目的に、4月19日(水)のゼミ(演習IA:3年次生)において、伝統野菜の歴史、産地、種類などに関して、渡部代表の講義が実施されました。

また今後、保存会が企画・運営している、親子で伝統野菜の種まき、栽培、収穫などを行う「親子農業体験」のサポートにも携わる予定です。田中ゼミでは、一連の活動により、一時は絶滅の危機に瀕した神戸の伝統野菜の復活・普及を通じて、社会や地域に少しでも貢献できればと考えています。

  • 渡部代表の講義(2023年4月19日)

  • 大学祭で商品販売(2019年度)

  • ラッピングを検討(2022年度)

  • ラベルを考案(2021年度)