藤原ゼミが(株)マルヤナギ小倉屋本社を訪問し、同社の課題解決プログラムが開始しました

2025.06.30 NEWS

6月26日、藤原ゼミの3年次生12名が神戸市東灘区にある株式会社マルヤナギ小倉屋本社を訪問し、同社の課題解決プログラムのキックオフミーティングに参加しました。マルヤナギ小倉屋は神戸市東灘区に本社がある食品メーカーで、煮豆、佃煮、蒸し豆などを製造、販売しています。

キックオフミーティングでは、同社が扱う豆、ごぼう、さつまいも、昆布、もち麦といった伝統食材が食物繊維を多く含み日本人の健康を支えてきたこと、しかし近年、食生活の欧米化や簡便化により、これらの伝統食材の消費離れが起きていることが説明されました。この状況に対して、伝統食材を時代に合った新しい商品として提供することで、その素晴らしさを次の世代に伝えていくことが同社の使命である、とのことでした。

今回、藤原ゼミが取り組むのは、「同社の兵庫県産もち麦をより多くの人に知って貰うためには、どうしたら良いか」、「もち麦を定期的に食べてもらい消費拡大につなげるにはどうしたら良いのか」の2点です。もち麦は、腸活に最適な水溶性食物繊維を多く含む優れた食品です。特に、同社が販売するもち麦は「きらりもち」という品種で、兵庫県加東市、西脇市、多可町で生産されています。もち麦特有のもっちりプチプチ食感や美味しさに加えて、安心・安全であることが兵庫県産の「売り」です。大学生ならでは新しい発想で兵庫県産もち麦をより多くの人に広め、同時に利益にもつながるアイデアが期待されています。

ミーティングの最後に学生たちはもち麦を試食させて頂き、味や食感、香り、色味などを確かめました。ミーティング終了後には、本社1階にある店舗「まめむぎマルシェ」を訪れ、店舗の雰囲気や客層、もち麦が実際にどのような商品として販売されているのかを視察しました。

 

  • 課題の説明を受ける学生たち

  • マルヤナギ小倉屋 店舗前で