田中ゼミ「神戸伝統野菜プロジェクト」発進!
2019.05.07 NEWS
田中ゼミでは今年度、アクティブ・ラーニングとして、「神戸伝統野菜プロジェクト」を計画中です。
「伝統野菜」とは、その土地で古くから作られて来て、 採種を繰り返して行く中で、その土地の気候風土に合った野菜として確立されて来た物です(農林水産省ホームページより)。
昨年度の田中ゼミ3年次生(KGU MARM:現4年次生)は、農漁業者と大学生、企業の三者が連携して、地元・神戸産の農水産物を使った新商品やアイディア商品を開発し、その魅力を全国に発信する「KOBE“にさんがろく”PROJECT(神戸市主催)」に参加、神戸野菜の生産関係者、渡部 啓史氏の協力を得て、伝統野菜「阪神のオランダトマト」(昭和初期~30年頃まで阪神間で栽培されていたトマトの主要品種)の復活・普及を目的とした、トマトを使ったスイーツを考案しました。
今年度、新3年次生の目的の一つは、上記プロジェクトを引き継ぎ、「阪神のオランダトマト」を使ったスイーツ・ジャム等の商品化及び販売を行う事です。
また、その他にも、「鳴尾イチゴ」(明治時代から鳴尾で栽培されていたイチゴ)や「尼いも」(江戸時代から尼崎の海沿い地帯で作られていたサツマ芋)を使ったスイーツ・ジャム等の商品化及び販売も計画中です。
田中ゼミ生等は、今後も様々な商品の開発や販売を通じて、今や流通量の少なくなった「神戸伝統野菜」の復活・普及に、少しでも貢献できればと考えています。