藤原ゼミがアクティブラーニングの取り組みとして大学祭でコーヒー販売を行いました

2022.11.08 NEWS

藤原ゼミ3年次生の9名が、大人世代ほどコーヒーを飲まないZ世代にコーヒーを飲むきっかけにしてもらおうと11月3,4 日に行われた本学ポートアイランドキャンパスでの大学祭でコーヒーを販売しました。この販売は学生自身が企画したもので、同ゼミ生が7月から参加しているネスレ日本と大学との共同研究の一環で行いました。来年1月の最終発表まで続く共同研究で、学生たちはネスレの新しいビジネスの種や消費者と同社との新しいコミュニケーションのあり方についてのイノベーティブなアイデアを出すことが求められています。

大学祭に先立ち、大学生を対象としたアンケートを10月に実施して、コーヒーを飲まない理由を探りました。その結果を受け、コーヒーの苦みが苦手な人でも飲みやすいコーヒーとはどのようなものか試作を重ね、普通のコーヒー以外にチョコ味やキャラメル味のコーヒーも販売することにしました。また、コーヒーに関心のない人に買ってもらう工夫として、コーヒーを買うともれなくチョコレート菓子が当たるくじをつけました。このくじは、箱の中にいろいろな数のチョコレート菓子が入っており、コーヒーを買った人が好きな箱を自分で開けて中のお菓子をもらえるというものです。

大学祭では事後アンケートとして、コーヒーを買った理由などを尋ねました。このアンケートで、どのような方がコーヒーを買ってくれたのか、くじにひかれてコーヒーを買った方がどれぐらいいるのかを把握し、くじがどの程度有効であったのかを検証しました。今回は実現しませんでしたが、賞味期限が近づいた菓子をくじのおまけにし、SDGsに関心があるが取り組むにはハードルが高いと考えている大学生たちが、コーヒーを買うことで気軽に楽しくSDGs活動に参加できるような仕組みもアイデアとして考えられる、と学生たちは話しています。

  • 大学祭2日目 販売開始直後の学生たち

  • くじの説明をしている学生

  • コーヒー購入者に事後アンケートをとっている学生

  • 事後アンケート