兵庫津ミュージアムの体験イベントに松田ゼミナール3回生が参加しました
11月24日(日)に兵庫県立兵庫津ミュージアムひょうごはじまり館2階ライブラリースペースで開催された体験イベント「江戸時代を楽しもう」に、松田ゼミナール3回生5名が《不思議なライトで光るお魚や船をつくろう》という企画で参加しました。
今回の体験イベントは、企画展「イワシとニシンと兵庫津の商人-江戸時代、サカナは肥料だった-」(会期2024.10.12~12.8/船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」の支援を受けて実施)の関連行事です。
当日は、むかしの機織り体験、古文書風メモ帳づくり体験、むかしの遊び体験や、江戸時代の兵庫津に関するクイズ大会もなど、江戸時代の魅力に触れられるブースが設けられ、親子連れを中心に江戸時代や兵庫津の歴史に関心を持つ方々が来場されました。
松田ゼミ生はLEDライトを埋め込んだレジン製の汽船やマンボウ、タコ、イカ、イルカ、クジラ、タツノオトシゴ、イワシ、ペンギンといったおなじみの海の生き物を準備し、ブースに来られた方に好きなレジン型を選んで、金属板と濾紙を重ねて作ったチューブ電池にライト端子を差し込む作業を行ってもらいました。
ライト部と反対側のチュープの端を少し水に浸すと、濾紙の吸水が金属板と反応して電気が発生、LEDライトを発光させます。点滅形ライトを使用したので、船や海の生き物が次々と色を変えていく様子に、「不思議」、「すごーい」「面白い」といった声が、子どもたちだけでなく親御様、興味を惹かれて製作を楽しまれた大人の方々からも聞かれました。
14:00より1階のひょうごダイナミックシアターで開かれたクイズ大会では、ぴかぴか光るLEDライトをリュック等に差した子どもたちが大活躍。歴史マニアの大人も考え込む難問続きの大会で決勝に進出したのは小学生3人と大人1人。大会を制したのは小学校2年の男子生徒。かつて海上交易の拠点とした栄えた旧兵庫津地域の再生にむけた光を灯してくれました。
松田ゼミナールはかねてから兵庫津ミュージアムひょうごはじまり館ライブラリースペースで地域振興イベントの企画に関するミーティング等を開催させていただいております。兵庫津ミュージアム館長笠井敏光様、同館学芸班長多賀茂治様には心より感謝申し上げます。また、《水で光るLEDライト》を開発された安積濾紙株式会社の白石松太郎様、LEDライト製作キットを御準備下さった同社の岡村昴様には厚く御礼申し上げます。