田中ゼミ生等が(株)ユーハイムとのプロジェクト(創作スイーツ考案)を「ふりかえり」ました

2024.11.25 NEWS

今年4月にスタートした田中ゼミ(3年次生18人)と株式会社ユーハイム(本社:神戸市中央区港島中町7-7-4、河本英雄 代表取締役社長 、以下ユーハイム)の産学連携の取り組み「バウムクーヘンメニュー考案・販売プロジェクト」について、ゼミ生等が11月13日(水)に「ふりかえり」を行いました。

このプロジェクトでは、ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」やTHEOを搭載したフードトラックを活用して、ゼミ生等がバウムクーヘンを使った創作スイーツの考案やマーケティングに取り組み、大学祭の模擬店「幸せと笑顔の樹」で(11月1日:金)、考案した商品を販売しました。

ゼミ生等は、6人ずつ3つ(A・B・C)のグループを編成し、何度も試作を重ねて、メニューやレシピを完成させ、それらを基に、材料の検討や原価計算を行い、販売価格や目標販売数を設定、その上で、いかに売上・利益を上げるか、そのためのプロモーション(販売促進:SNSの活用、看板・POPパネル等の制作)にも取り組みました。(POP;point of purchase advertising;店頭で商品を宣伝する広告・展示物等;その役割は「販売促進の起点」となること)

大学祭では、各グループの商品は、いずれも好評で、目標販売数を完全クリア、販売予定の商品は全て完売しました。(詳しくは、関連サイト・関連ニュースをご覧下さい)各グループの商品販売数や売上・利益(率)は、それぞれ事前に設定した目標を大きく上回り、それらを含めて、今回のプロジェクトについて各自、「ふりかえり」(レポート提出)を行いました。

この日の授業(演習IB)では、最初にユーハイムの担当者が「いずれの商品も、皆さんの努力や工夫が功を奏したのか、たくさん売れて良かったです」と総評し、「ふりかえり(YWJ)」では、ゼミ生等は(以下:内容の集約)、「Ya(や)ったこと」として「企業理念とターゲット顧客のニーズに合致するような商品を考案し、事前に、また現場でも販売促進に努めたこと」、「Wa(わ)かったこと」として「いかに原価を抑えて利益を上げるかが重要で難しいこと」、そして「J(Juchheim:ユーハイム)に思うこと」として「ユーハイムの伝統と品質を大切にしながら、多くの人に愛され続けるブランドであって欲しいこと」を挙げていました。

最後に、田中教授が「今回のプロジェクトを通じて学んだことを就職活動(自己PR、面接等)に活かすように」とゼミ生等に指導しました。

  • ユーハイム担当者の総評

  • 「ふりかえり」内容を発表するゼミ生

  • A「カップクーヘン」POPパネル

  • 接客風景

  • B「THE-KE(テーキ)」POPパネル

  • 接客風景

  • C「さつまいもブリュレバウム」POPパネル

  • (左)本学・同窓会長

  • 木製看板「幸せと笑顔の樹」

  • フードトラックと