柳ゼミ生が神戸市の小学校でスポーツを指導しました (1)

2022.12.01 NEWS

2022年10月26日、柳ゼミの3&4年次生23名が神戸市の小学校でボッチャとモルックを指導しました。そのときの様子を柳ゼミ4年次生の橋本健生さんが以下のようなレポートにまとめてくれましたので紹介します。

経営学部の柳ゼミ生(3、4年次生)23名が10月26日、神戸市西区の市立高津橋小学校でボッチャとモルックを通じて児童と交流しました。

ボッチャは、「ジャックボール」と呼ばれる白い目標玉をめがけ、赤と青の革製ボールをどれだけ近く投げることができるかを競う競技です。

初めに、大学生がルールを説明し、その後、各教室のコートに分かれて、投げる練習をしてもらった後、試合を行いました。試合内では、児童同士が、声を掛け合って、作戦を考えたりしながら、楽しくプレーしていました。

授業終了時に、児童から「楽しかった」や「簡単そうに見えたが、実際にやってみたら白いボールに近づけるのが難しかった」といった感想を発表してもらいました。

モルックは、モルック棒(投擲用の棒)を用いてスキットル(標的)12本を狙っていき50点ちょうどにするゲームです。

今回は、「当てる」ということを楽しく感じてもらうことに重きを置きました。デモンストレーションでは、大学生が「ブレイク」や「飛ばし」などの各種の技を披露すると、想像以上の速さでスキットルに命中するので、歓声やすごい!といった声も上がりました。

児童は棒を投げるといったことを新鮮に感じ、練習時間ではたくさん投擲をしてコツを掴んでいました。また、ゲームでは程よい緊張感を味わいながら楽しそうに投げ、ミスをしてもチームメイトが励ますなど、どのクラスも楽しく良い雰囲気で最後までプレーすることができました。

授業終了時の発表では、児童から「棒をまっすぐ投げるのが難しかった」や「もっとたくさんの時間投げたい」といった嬉しい声もありました。

今回の体験を通じて、児童達に分かりやすく教えることの難しさや、あまり参加できていない児童に参加してもらえるように声掛けすることの難しさを感じるなど、多くの学びがあり、非常に貴重な経験となりました。

このような貴重な機会を設けてくださった、高津橋小学校の先生方と児童の皆さん、本当にありがとうございました。

  • 4年生の児童を前に授業を始める学生ら

  • 4年生の児童にボッチャを指導する学生ら

  • 4年生の児童にモルックを指導する学生ら

  • 今回参加した学生ら(一部)

  • 4年生の児童から後日届いた感想

  • ここまで蹴ることはないかな!?