辻ゼミ生が産学連携事業に取り組んでいます

2024.01.19 NEWS

経営学部の辻 幸恵 教授(演習IB)の3年次ゼミ生が、地元金融機関の「株式会社みなと銀行」、食育等に携わる「株式会社omochi」(神戸市灘区:以下(株)omochi)と連携して1月15日(月)、神戸市立 義務教育学校 港島学園 小学部6年生の児童に、消費者教育の授業を実施しました。(写真:1点目、2点目)

文部科学省の「『持続可能な地域社会の実現に向けた消費者教育及び環境教育推進事業』における成年年齢引き下げを踏まえた効果的な消費者教育実践モデル構築」に、採択された取り組みです。

この日、最初に(株)omochiの土井 仁吾 代表取締役 社長が「フェアトレードって何?大学生と一緒に考えてみては」と課題を提起、それを受け、児童等は、児童同士のグループ・ディスカッションや、大学生とのゲーム等を通じて、フェアトレードについて、学びを深めました。(フェアトレード:直訳すると「公平・公正な貿易」、つまり開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入する事により、開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易の仕組み」)

もう一つの取り組みとして、辻ゼミ(2年次:基礎演習II、3年次:演習IB)では、健康に良いと注目されている「もち麦」を若者にPRする展示を1月15日(月)から、神戸マルイ(神戸市中央区三宮町)で始めました。(2月4日(日)まで)(写真:3点目、4点目)

この取り組みは、兵庫県内の大学等38校による大学間連携組織、大学コンソーシアムひょうご神戸の「企業課題解決プログラム」の一つです。同コンソーシアムの賛助会員で、伝統食材の良さを生かした食品を製造販売する「株式会社マルヤナギ小倉屋」(神戸市東灘区)の、「もち麦の魅力を若い世代に伝え、もっと食べてもらいたい」との課題に、辻ゼミ生が産学連携で取り組む事になりました。

ゼミ生等は、神戸マルイ1階の「Kobe Future Market(神戸未来市場)」のコーナー(壁面)に5枚のパネルを展示、商品の紹介、もち麦の食べ方、成分等、イラストや写真を使って、人目を引くようにデザインしました。

これらの取り組み(詳細)については、「関連サイト」をご覧下さい。

  • グループ・ディスカッション(後ろは土井社長)

  • 「フェアトレードすごろく」で楽しく学習

  • 展示作業を行ったゼミ生等

  • 商品のラインアップも紹介