坂本選手がフィギュア全日本選手権優勝、北京冬季五輪出場が決まりました

2021.12.27 NEWS

フィギュアスケートの北京冬季オリンピック最終選考会を兼ねた全日本選手権が、さいたまスーパーアリーナで開催されました。女子シングルに出場した、経営学部3年次生の坂本花織さんは、12月23~25日に行われたショートプログラム(SP)とフリーで、いずれも1位の合計234.06点のハイスコアを上げ、2位以下を引き離して見事、優勝しました。日本スケート連盟は26日、北京冬季オリンピック出場選手を発表し、前回の平昌冬季オリンピックに続く、坂本選手の2大会連続出場が決定しました。

坂本選手の全日本選手権優勝は、3年ぶり2度目です。23日のSPで79.23点の高得点を上げて首位に立ち、25日のフリーでは最終演技者として登場しました。冒頭のダイナミックなダブルアクセルジャンプを成功させて勢いに乗り、全てのジャンプ、スピンなど会心の演技で他を圧倒し、154.83点をマークしました。体力の必要な高難度のプログラムを力強く、そして優雅に滑り切り、自身も満足な出来栄えに、氷上で思わずガッツポーズを見せ、会場から割れんばかりの拍手を浴びました。

演技後のインタビューでは、「オリンピック一発内定が有言実行できて、これ以上ない嬉しさを感じています」と語りました。1月13日には、兵庫県スケート連盟フィギュア部主催で、激励会が開催されました。(詳しくは関連サイト参照)

  • 激励会で佐藤学長(左)・田中教授と

  • 激励会で挨拶する坂本選手