辻ゼミナール生がフェアトレードゲームを地元の親子に伝授しました

2025.10.06 NEWS

2025年10月4日(土)に経営学部辻ゼミナール3回生の学生たちが西区役所でイベントを開催しました。この日は朝からあいにく雨模様でしたが、探求心旺盛な親子を前に9人の学生たちがフェアトレードのゲームをしっかり提供できました。

10時開始と同時に、まずは学生2人が、フェアトレードの概要と日本での商品普及について、パワーポイントを用いて15分ほど説明をしました。次に親子を4つのグループに分け、グループごとに学生たちがフェアトレードゲームの方法を説明しました。1グループを学生たちは2~3人で担当することにしました。最初の1回目はお試しで、学生たちから説明を受けながらゲームをしました。2回目と3回目は勝負をするので、後半になるほど盛り上がってきました。予定どおり11時30分には4つのグループすべてがゲームを3回楽しむことができました。

このフェアトレードを題材としたゲームは2025年3月に卒業した辻ゼミナールの学生たちが考案したものです。それを現4回生がクラウドファインディングで資金を集め、製品化したものです。社会連携に協力してもらい、作製した100個の製品は、本日のように地域のイベントや小学校への出張授業に使用されます。今年はすでに須磨区の小学校に行きましたが、12月には神戸市北区の小学校にも出張授業として学生たちがフェアトレードゲームを実施致します。なお、10月8日には実際に考案した卒業生たちが演習1Bの3回生のゼミ授業内で、フェアトレードゲームをつくった時の話をしてくれる予定です。代がすすむにつれて、開発した時の思いや苦労は忘れられていくので、そのあたりの話も代々、伝わればよいと思っております。

今後も製品開発をしたものを活用できる機会があればチャレンジしたいと思っております。

  • ゲーム内容を説明する学生

  • フェアトレードゲーム中

  • 親子でゲームに参加

  • 西区役所にてフェアトレードゲーム披露

  • 西区役所にてフェアトレード説明