辻ゼミナールが神戸マルイで「ペットと共に災害時に備える」を実施

2025.04.14 NEWS

私たちのゼミナールではコロナ禍の前から兵庫県立動物愛護センターとヒューマンスピリッツと合同で、犬や猫を中心としたペットと人間の関わり方を学び、それらを踏まえた正しい理解への啓蒙活動などを実施してきました。その理由としては、少しでも多くの方々にペットとの暮らし方を見直していただきたかったからです。

今年の1月に阪神淡路大震災から30年を迎えたことをきっかけに、災害時にペットはどうなるのか、という疑問を学生たちが抱きました。この疑問を出発点として、ペットの災害時の備えに関する具体例についてパネルを展示しました。この原案は昨年、手作市場壁面でもご紹介しました。

災害への備えは日常の中で想定するものなので、なかなか実行することは難しいかもしれません。日々の忙しい暮らしの中でついつい忘れてしまうことがあるからです。しかし、災害はいつやってくるかわかりません。日常的に備えがなければ、とっさに対応することは難しくなります。最近は、災害に備えるグッズも多く見受けられるようになりました。しかしながら、ペットに関するものは、まだまだ少なく感じます。飼い主がペットの命を守るためにはどのように備える必要があるのか、今後も検討していきます。

今後は、7月の演習授業に兵庫県立動物愛護センターの方を大学に講師として招き、ペットとの生活に欠かせない知識をより詳しく学ぶ予定です。まだまだ、学ぶべきことが多い状況ですが、学んだことを少しでも社会に還元できるように努力していきます。

  • マルイ特設ブース

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