経営学部の卒業生が「経営学特講II」で講義しました
経営学部の卒業生、中西 勝(なかにし すぐる)氏(2018年3月卒業:田中ゼミ)が10月18日(水)4限、「経営学特講II(OB・OGキャリアデザイン塾)」(専門教育科目:ポートアイランド第1キャンパス(KPC1)B号館B214講義室)で講義しました。
この科目は、神戸学院大学同窓会との連携に基づき、様々な分野で活躍する卒業生を講師として迎え、進路選択やキャリア形成、更には各業種・職種の特長などに関する講義を通じて、全学のディプロマ・ポリシーに示す「主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度」を修得する事を目的としています。
将来の進路決定に自信を持って立ち向かうため、国内外で活躍している9万人の卒業生の中から15名を講師として選抜し、“人間力”をいかに養うか、社会へ羽ばたいていくために、同窓会が企画して大学と連携した特別科目です。(関連サイト「OB・OGキャリアデザイン塾」参照)
中西氏は現在、環境リサイクル機器メーカー「近畿工業株式会社」(本社:神戸市中央区栄町通)に勤務、企画部に所属して日々、職務に励まれています。(関連サイト「近畿工業株式会社」参照)
中西氏は、本学に在学中、3年次ゼミ(アクティブ・ラーニング)で、老舗菓子店との商品の共同開発に、リーダーとして取り組み、新商品をヒットさせました。(アクティブ・ラーニング:学生の能動的な参加を促す学習法、関連サイト「経営学部デジタル広報物(ビジネスCキューブ)」参照)
「働き方改革」が提唱されている昨今、この日の講義で、中西氏は、「自分好みの会社を見抜く」には、会社に関する数字が重要であると指摘しました。働き易い環境か否かを考えるために、例えば各社の、従業員の平均勤続年数や離職率、残業時間、有給休暇の取得率、産休・育休の取得率(復帰率)などを比較し、会社によっては、公表している数字と、していない数字があるが、公表していない数字にも注目して、その理由を考えたり、調べたりするのも良いと説明しました。