経営学部の卒業生が「産業界等連携講座」で講義しました
経営学部の卒業生、中西 勝(なかにし すぐる)氏(2018年3月卒業:田中ゼミ)が7月18日(火)2限、「産業界等連携講座」(共通教育科目:有瀬キャンパス9号館921講義室)で講義しました。
この科目は、全学のディプロマ・ポリシーに示す、主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度を修得する事を目的としています。将来の進路決定に自信を持って立ち向かうため、全国で活躍している卒業生の中から15名を講師として選抜し、“人間力”をいかに養うか、同窓会が企画して大学と連携した特別科目です。詳しくは、関連サイト(シラバス・入試サイト)をご覧下さい。
中西氏は現在、環境リサイクル機器メーカー「近畿工業株式会社」(本社:神戸市中央区栄町通)に勤務、企画部に所属して日々、職務に励まれています。中西氏は、本学に在学中、3年次ゼミ(アクティブ・ラーニング)で、老舗菓子店との商品の共同開発に、リーダーとして取り組み、新商品をヒットさせました。(アクティブ・ラーニング:学生の能動的な参加を促す学習法、関連サイト「経営学部デジタル広報物」参照)
「働き方改革」が提唱されている昨今、この日の講義で、中西氏は、「自分に合った会社を見つけよう」とのテーマの下、先ず労働の価値観の変化「年功序列→能力主義、終身雇用→転職機会の増加、生活残業→残業抑制、定年60歳→70歳(以上)」を前提として、働き易い環境か否かを考えるには、会社に関する数字が重要であると指摘しました。例えば各社の、従業員の平均勤続年数や離職率、残業時間、有給休暇の取得率、産休・育休の取得率などを比較してみるのも良いと説明しました。
尚、中西氏は、後期開講(水曜4限)の「経営学特講II」(経営学部:専門教育科目)でも(ポートアイランド第1キャンパスB214講義室:10月18日)、講義する予定です。詳しくは、関連サイト(OB・OGキャリアデザイン塾)をご覧下さい。