大学院生(経営学専攻)、頑張っています(その5)

2026.02.18 NEWS

現在、本学の大学院経済学研究科(経営学専攻:修士課程)には、4名(1年次)の院生(経営戦略論:1名、マーケティング論:2名、財務会計論:1名)が在籍しています。

その中の一人(経営戦略論)、曽 倚嵐(ソウ イラン)さん(指導教授:田中康介教授)は2月17日(火)、修士論文(構想・計画)の進捗状況、及び今後、予定している学会での研究発表の概要について報告しました。

修士論文のテーマは、「伝統的自動車メーカーと新興電動車メーカーの経営分析-技術革新とビジネスモデルの対立と融合」で、その研究目的は、世界的な脱炭素化の潮流の中で、自動車産業は電動化への転換が求められ、産業構造の変化が加速している点に着目し、その中で特に、中国の新興電動車メーカー(BYD)と既存の自動車メーカー(トヨタ自動車)の事例研究を通じて、自動車産業における今後のグローバルな経営戦略の方向性を考察するというものです。本年4月末までに、「研究計画書(論文の構想)」を研究科長に提出した上で、論文執筆に取り組んでいきます。

また、曽さんは、本年6月に京都女子大学で開催予定の「日本繊維製品消費科学会」の年次大会(流通・消費者問題部門)での研究発表を計画しており、そのテーマは「制度環境がEV戦略に与える影響分析-トヨタ自動車とBYDの経営比較より-」で、その研究目的は、日本と中国における制度環境(産業政策・補助金制度等)の違いが、EV(電気自動車)分野において、企業の経営戦略に、どのような影響を与えているのかを明らかにするというものです。

本学の大学院経済学研究科は、修士課程と博士後期課程の2つの課程を提供しています。修士課程には、経済学専攻と経営学専攻の2専攻があり、博士後期課程では、経済学専攻の中に、経済学分野と経営学分野の2分野が設置されています。

本研究科の修了生は、実業界の専門家、大学の教員や研究者など、様々な分野で活躍しています。留学生には、日本との合弁企業で活躍する人や、出身国の大学で教鞭を執る人もいます。院生各自が将来の目的を達成し、様々な分野で活躍する事を期待しています。

  • 曽さん・田中教授

  • 曽さんの研究報告

  • 田中教授の研究指導

  • BYDの電気自動車