「KOBEスマートシティフェア2023」が開催されました

2023.02.11 NEWS

経営学部の齋藤政彦教授が運営委員長を務める「KOBEスマートシティ推進コンソーシアム」主催(神戸市:協賛)の「KOBEスマートシティフェア2023」が2月10日(金)、スペースアルファ三宮(三宮センタープラザ東館6F)で開催されました。KOBEスマートシティ推進コンソーシアムは、データやデジタル技術の活用により、神戸市や会員企業、研究機関などが連携して、健康、Well-Being(市民の幸福感)、観光(三宮・ウォータフロント開発)、医療などの分野で、豊かさと利便性を向上させて地域課題を解決するために、様々な取り組みを進めており、本学も正会員として参加しています。

KOBEスマートシティフェア2023では、スマートシティ構想の実現に向けて、勉強会や講演会、会員企業のプレゼンテーションや最新テクノロジーの展示などが行われました。会員限定勉強会には、経営学部からは、田中康介教授が参加しました。当該勉強会では、データ社会推進協議会(Data Society Alliance:以下DSA)の細貝勇司氏と中島拓真氏から、「スマートシティを支えるエリア・データ連携基盤とその推奨モジュール」について説明があり、質疑応答が行われました。

DSAでは、データ連携に係る既存の取り組みが協調した、連邦型の分野を超えたデータ連携を可能にするプラットフォーム「DATA-EX」の提供を目的としています。勉強会では、各地域による統合的な連携基盤(エリア・データ連携基盤)の構築にあたっては、推奨モジュール(APIゲートウェイ・ブローカー)の導入とその活用の重要性が指摘されました。詳しくは、関連サイトをご覧下さい。

経営学部が来年度(2023年4月)から新設する「データサイエンス専攻」では、専門科目の授業で、コンソーシアム会員企業や地方自治体などのデータ活用のケース・スタディ(事例研究)を行う予定です。

  • KOBEスマートシティフェア2023

  • 三宮センタープラザ

  • 写真(上)はイメージ

  • 分野を超えたデータ連携