経営学部

「人的資源管理」（人々が働く仕組み、人々に働いてもらう仕組み）を研究する学生による大学横断的合同ゼミが、2023年1月8日（日）に本学ポートアイランド第1キャンパスで開催され、本学経営学部からは千田ゼミと福井ゼミとが参加しました。

◆ 毎回100人以上が参加
本学以外に近畿大学、南山大学、兵庫県立大学、和歌山大学（50音順）から参加がありました。毎年恒例の大規模イベントとして実施されており、毎回総勢100人以上の学生が参加します。昨年度は新型コロナウィルスの影響により、対面とオンラインとを併用したハイブリッド形式での実施とせざるを得ませんでしたが、今年度は感染防止策を徹底したうえで、一律対面で実施することができました。対面実施より学生同士がface to faceで白熱した議論を交わす事ができ、相互の学修がより一段と深まったことでしょう。

◆ 多様な研究報告テーマ
合同ゼミは今回も4～5名程度から構成されるチーム単位での報告により行われました。計19チームを約半数ずつ2教室に分けて報告してもらいました。研究報告テーマの多くが人的資源管理または組織行動論に関するものですが、非常に多様です。リモートワーク、ジョブ型雇用、オンボーディングといった最新のトピックにかんする報告もありました。学生にとってはふだん扱わないこともあるテーマに接することのできる貴重な機会であり、指導教員としても大変勉強になります。また、苦労して1次資料を収集し、統計分析や個別事例分析を用いた実証研究をしていたチームも複数あり、いずれも力作ぞろいという印象でした。