経営学部の相島准教授が外部アドバイザー会議で「おもてなし」研究について報告しました

2024.12.23 NEWS

12月16日(月)、ポートアイランド第1キャンパス(KPC1)A号館6階の大会議室にて、「外部アドバイザー会議」が開催され、本学部の相島淑美 准教授が「おもてなし」研究について報告、説明しました。

この会議は、本学の教育研究活動の適切性を確保するため、学外(神戸市役所・明石市役所・神戸商工会議所・明石商工会議所・神戸新聞社・県立高校等)の有識者(役職者・教諭等)の参画を得て、第三者からの社会的視点に基づく意見を大学運営に活かす事を目的としています。本学からは、学長・副学長・事務局長等が参加、毎年6月と12月に年2回、開催されています。

会議の内容は毎回、学長の大学近況報告に始まり、続いて学部・研究科の教員より、教育活動や研究活動、社会連携及び社会貢献について報告(プレゼンテーション等)がなされ、各報告に関して、それぞれ参加者との質疑応答や意見交換が行われます。

今回の会議では、研究活動の分野で、相島准教授が「おもてなし研究の新次元と今後の可能性」というタイトルで、研究報告を行いました。その内容は、万葉の宴、平安朝の宴、中世連歌席、茶の湯など、日本の「おもてなし」の変遷を辿り、そして、現代の経営学やマーケティング等の学問的視点、また、ビジネスの実務的視点からの考察を含む興味深いものでした。

報告後、参加者から、「『おもてなし』という日本の伝統的な概念や文化に関する歴史的・学問的な研究内容は大変、参考になった」との感想が寄せられました。

尚、相島准教授の研究成果は、学術図書「おもてなし研究の新次元:日本型マーケティングの源流」として、神戸学院大学出版会より、2024年3月15日に出版されました。

  • 研究内容を説明する相島准教授

  • 説明を聴く外部アドバイザー等

  • プレゼン資料(抜粋)

  • 著書「おもてなし研究の新次元」