経営学部

「ネッツトヨタ神戸」と連携し、自動車販売のマーケティング、地域貢献等に関する研究に今年度を通じて取り組んだ、経営学部の田中ゼミ生（3年次生18人）が1月6日、同社に向けて自分たちが考えた企画提案のプレゼンテーションを行いました。

若者の車離れが指摘されている昨今、どのような方策で、若者を含めた顧客の来店を促進するか、同社の管理者・店長等も同席の上、特に代表的な店舗「ネッツテラス夙川」に関して、さまざまなマーケティング提案を行いました。そして、その中から以下の提案（要点(1)～(5)）が採用・導入されました。

(1) マスコットキャラクターのぬいぐるみを作成する。
(2) 併設のカフェにWi-Fiを設置する。
(3) カフェの公式インスタグラムに限定メニューを上げる。
(4) ホームページにカフェのインスタグラムのバナーを作る。
(5) ミニ四駆のデザインを考案するイベントを開催すべく玩具メーカーと協議する。

ゼミの提案が功を奏したのか、最近、来店客数（特に若年層）が増加したといいます(ただし緊急事態宣言前)。リーダーの学生は、「自分たちの企画提案が採用され、実際に来店するお客さんが増えたと聞くとうれしいし、すごく励みになります」と語っています。他にも、移動式の展示・販売カーを利活用し地域特産の野菜を販売することや、電動車いすをテーマパーク等に貸し出し、認知度を高め販売促進につなげる事などを提案しました。

経営学部では、企業等と連携したアクティブ・ラーニングを通して、地域に貢献する事を目指しています。