経営学部で楽天ヴィッセル神戸株式会社副社長の森井誠之氏が特別講義を開催!!

2020.11.19 NEWS

11月4日(水) ヴィッセル神戸とのパートナーシップ契約に基づき、楽天ヴィッセル神戸株式会社副社長の森井誠之様によるヴィッセル神戸特別講義「プロスポーツによる地域活性化」が開催されました。経営学部生とヴィッセル神戸学生サポーターが参加、司会・進行は経営学部の柳久恒准教授が担当されました。

まず、森井副社長は自己紹介も兼ねて、現在の職に就くまでのこと、プロ野球の楽天球団の設立時から、ファンに愛される球団になるまでの過程を丁寧に説明されました。野球観戦という概念を変えるために、世界のスタジアムからヒントを集め、エンターテイメント性溢れる球場づくりを目指していること、ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアムもそうしたコンセプトを取り入れていることを話されました。

後半には、ヴィッセル神戸の運営について、ダイナミックプライシングの導入や、キャッシュレスに一気に変更するなど、他のスタジアムにはない「Smart Speedy Stadium」を目指していることを語られました。

森井副社長は最後に「プロスポーツで働くということは、相手が喜ぶことは何かを考え、お返しするキャッチボールです」と言われました。「誰でもスポーツビジネスのような分野に携われますか」という学生の質問には、「スポーツビジネスの門が狭いように感じられるかもしれないが、どのような職種でもいいから就職し、スポーツビジネスで働きたいという自分の意志を持ち続けることで、タイミング、運などが総合して扉が開いて叶っていくことがあるのでは」という回答をいただきました。

また、「経営分野において、ビフォア・コロナとアフター・コロナでは、チームの運営にどのような変化がありましたか」との質問には、「コロナ禍であるため、スポンサー企業とコミュニケーションをより緊密に取ることで、スポンサー企業がいま一番に求めているサービスの提供が可能になりました」と話されました。

1時間の講義でしたが、あっという間に時間が経ち、ニューノーマルにおける新しいスポーツビジネスの在り方を知ることができました。

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