経営学部研究発表会が開催されました。

2019.11.15 NEWS

経営学部研究発表会が11月13日(水:B211講義室)、開催されました。

この会は、経営学部の教員同士の相互理解を深め、教育研究を促進する目的で毎年、開催されています。今回は、永岡 成人 講師と安井 一浩 教授が、研究発表を行いました。

永岡 講師は、「ゲーム理論を用いた集団的意思決定の研究」というテーマで、不確実性下の二択選択問題について、例えば2つの選択肢から、何れかに多数決で決定する状況に、2人組が直面している場合、1人決定と2人決定、どちらが巧く決定できるかについて、研究発表を行いました。

一方、安井 教授は、「反証主義、確率的帰納法と会計理論」というテーマで、先行研究に基づき、帰納法の内の仮説演繹法と統計的検定法および反証主義との共通性について触れると共に、会計学研究の中にも、主観確率に基づくベイズ主義の側面があると考えられる事について、研究発表を行いました。そして、それぞれの発表後、活発な質疑応答も行われました。

  • 発表風景(永岡 講師)

  • 発表風景(安井 教授)