「災害報道」に関する公開講座が開催されました。(KPC1:D号館)

2019.12.18 NEWS

12月14日(土)、ポートアイランド第1キャンパス(KPC1;D号館3階;D301講義室)にて、「阪神・淡路大震災から25年~災害報道を問い直す」というタイトルで、市民公開講座(現代社会学部主催)が開催されました。

最初の記念講演では、「阪神・淡路大震災から災害報道は進化したか?」というテーマで、現代社会学部の安富 信 教授が、阪神・淡路大震災で明らかになった災害報道の主な問題点として、ヘリコプター取材による騒音、集団的過熱報道、避難所を始めとする被災者取材等を挙げ、被災者や周辺への配慮が不足していた事、また災害報道に関して、マスコミは現在まで殆ど進化していない事を指摘、今後は人材を育成し、正確な情報分析や復興に向けての提言等を積極的に行っていく事の必要性を強調しました。

次に行われたパネルディスカッションでは、新聞・テレビ・ラジオ等、それぞれのメディア関係者が登壇し、「阪神・淡路大震災から四半世紀~報道の在り方を再考する」をテーマに、熱い議論が繰り広げられました。

  • 記念講演(安富 教授:現代社会学部)

  • パネルディスカッション(メディア関係者等)

関連ファイルダウンロード

市民講座リーフレット [566KB]
神戸学院大学 現代社会学部社会防災学科主催 「阪神・淡路大震災から25年 ~災害報道を問い直す~(2019.12.14)」