経営学部

辻ゼミナール3年次生が2025 年12月7日（日）に「第2回KOBE SDGsマルシェ」に参加しました。会場は神戸市東灘区の甲南大学岡本キャンパスでした。当日は11:00～15:00まで開催されましたが、とても穏やかに晴れた一日で盛況になりました。そこでは、甲南大学、神戸学院大学、神戸大学、神戸国際大学など多くの大学生がブースやワークショップを開催しておりました。辻ゼミナールでは物販としてフェアトレード商品を販売し、ワークショップとしてフェアトレードを理解するためのゲーム「ショコラトレード」を実践しました。このカードゲームは今年3月に卒業した辻ゼミナールの学生たちが考案し、それを4年次生がクラウドファインディングで資金を募り、製品化したものです。

物販のブースでは、フェアトレード商品は、(株)神戸珈琲とのコラボ商品である「マナビーブレンド」というドリップコーヒーと、神戸紅茶(株)とのコラボ商品である「神戸学院大学生が本気で作ったFair Trade Teaフェアトレード紅茶」というティーパックをはじめ、クリスマスカード、チョコレート、なまけものをモチーフにしたフェルト人形、巾着、タオルなどを揃えました。今年はじめてクリスマスカードを用意しましたが、季節柄とても人気が高かったです。定番のチョコレートも今回は「ミルク」「キャラメル」「アーモンド」味の3種類を用意しました。「ミルク」味が人気でした。これらの商品販売を通じて、フェアトレードの商品紹介や特徴も紹介ができる機会となりました。

一方、ワークショップのゲームでは、参加した子供から「開発途上国の人たちはいつになったら豊かになるの」と質問されて困りました。ゲームの実践については、ゲームそのものよりも背景をいかに、どこまで子供たちに伝えるのかということも考えていかなければなりません。

フェアトレード商品の物販にしてもゲームにしても、ゼミナールの学生たちはイベントに参加するたびに、様々な発見ができ、各自の成長につながります。本日も有意義な一日になりました。