辻ゼミが被服心理学部会の夏季セミナーに参加しました
8月25日と26日の2日間、日本家政学会の被服心理学部会夏季セミナーが神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで実施されました。部会のセミナーは春と夏の2回開催されますが、今回の夏季のセミナーに経営学部辻ゼミナールの3回生と4回生が参加しました。8月25日は13時からD号館1F(102)教室で2つの講演と1つの事例報告がなされました。
セミナーのテーマは「ファッションとビジネスの融合と発展」で、経営学部の学生にも興味があるテーマです。
1つ目の講演では昨今、ファッションビジネスで重視されている「共感」を美容、ペット、健康などのキーワードで例示され最新のコンテンツ情報を得ました。2つ目の講演ではハンドメイドアクセサリーを例示し、見せ方、売り方の根本を学び、顧客心理を理解しました。事例報告は化粧品業界の最近の特徴を調査結果から知ることができました。
セミナー開催中にD102の壁面を利用して、今年の6月に学会(日本繊維製品消費科学会)で辻ゼミの3回生たちが口頭発表をした内容をA1サイズのパネルにして展示しました。セミナーに参加された多くの先生方に見てもらうことができました。
26日は六甲アイランドにある大栄環境株式会社の工場を見学することができました。リサイクル、環境という言葉は知っていても、目の前で分別作業やプラスチックゴミが巨大な機械の中を通過していく様子を見るという経験は学生たちには新鮮なものでした。そして、いかに環境を守るために、資源を循環させていくことが大事なことかがリアルにわかる体験でした。工場見学前の会議室での講義の中で、全国にあるゴミ処理センターが地域住民の理解を得るためには長い時間が必要であったことや、大栄環境株式会社の企業努力も理解することができました。
このように2日間、夏季セミナーに参加した学生たちは各自で得るものがあったと思います。
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講演(田中先生)
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講義前の休憩時間会議室にて
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大栄工場見学
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発表パネルの前で
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発表パネルの前で