島永ゼミ 『2024産学共同課題解決ラボ』で企業特別賞「マルヤナギ賞」受賞
2024.12.19 NEWS
島永ゼミ3年次生17名が2024年12月7日に甲南大学で開催された「2024産学共同課題解決ラボ」の最終発表会に参加し、企業特別賞「マルヤナギ賞」を受賞しました。「産学共同課題解決ラボ」は、神戸新聞社主催「Mラボ『課題解決ラボ』」の中止を受けて、実行委員会有志で立ち上げたプロジェクトです。
今年度は、京阪神の7大学8ゼミが参加し、蒸し大豆やもち麦などの主力商品でよく知られる食品メーカー「株式会社マルヤナギ小倉屋」の課題解決を行いました。研究テーマは、地域・社会の問題と自社の利益獲得を両立できる解決案です。
今回のアクティブラーニングで特に力を入れたのは、大学で学んだ理論枠組みを意識的に取り入れ、それを実践の場でいかに使いこなしていくかを考えることでした。あまり背伸びせず、エビデンスをもって自分たちにできそうな提案を心掛けました。約半年間にわたる活動の中で、ゼミ幹事が中心となって、プレゼンの組み立て、アンケート調査やデータ分析、プレゼン資料の作成、動画制作など、議論を重ねながら作業を一つ一つ丁寧に仕上げてきました。最終発表会では、5人のプレゼンターに託し、「聞き手をワクワクさせる」というゼミの持ち味を最大限に発揮しました。その結果、アプローチしにくいと言われてきた若者市場への提案の実行可能性が評価され、企業特別賞「マルヤナギ賞」を受賞することができました。