辻ゼミの学生が神戸紅茶株式会社を企業訪問しました

2023.09.15 NEWS

2023年9月12日に神戸市東灘区に本社を構える神戸紅茶株式会社に経営学部辻ゼミナール3回生の中畑皓太さん、長谷川琴乃さん、池田政輝さんの3人が、神戸紅茶株式会社が平成20年(2008年)から実施しているフェアトレード紅茶を深く知るために訪問致しました。神戸紅茶株式会社は大正14年(1925年)に創業、設立は昭和30年(1955年)の老舗の会社です。事業内容は紅茶等の製造加工販売、紅茶原料販売、OEM紅茶製品の包装加工などです。

当日は、SDGsの取り組みの一例、あるいはフェアトレードの取り組みを始めたきっかけなどを学生たちが質問しました。実際には、神戸紅茶の有機とフェアトレード紅茶の商品を購入することで、SDGsの17項目のうち11項目を達成することができるそうです。

きっかけについては、もともと神戸紅茶株式会社ではオーガニック紅茶とフェアトレード紅茶という2つの認証をとっておられるとのことでした。その2つの認証を強みとして戦略展開することがきっかけでした。まだまだ意識の高い消費者が手にとるイメージですが、セミナーなどを通じてもお客様に身近に感じてもらい、商品を理解してもらいたいとのことでした。また、フェアトレードをすることによる企業メリットを尋ねたところ、「企業イメージがUPすること」とお答えくださいました。実際にインドに茶葉の買い付けに行かれた紅茶鑑定士の方のお話も、日本人では考えられないようなモチベーションで現地の方が働いておられることに驚きました。

最後に今後の取り組みについて尋ねると、「自社商品だけでなく、積極的にOEMの機会を増加していき、フェアトレードの紅茶の浸透をはかりたい」とのことでした。一過性のものではなく、サステナビリティとしてじっくりとフェアトレードと向き合う姿勢が感じられました。

  • ミーティング

  • ミーティング

  • 玄関前(池田・中畑・長谷川)