経営学部

相島淑美准教授の著書、『英語で読むマーケティング』（単著）が、研究社より出版されました。（2021年3月31日：初版発行）

以下、序章より（抜粋）

本書は、英語論文を通じて最先端のマーケティングを学ぶ本です。マーケティング論文を通じて英語を学ぶ本と言えるかもしれません。

英語を学びたい学部生・大学院生（MBA含む）のみならず、今後ビジネスの必須教養ともなりうるマーケティングの最新理論を知りたいビジネスパースンを読者対象にしました。

（中略）

各章はそれぞれ3本の論文（抜粋）から成っています。英文には単語や構文・文法の説明のほかマーケティングの専門出ない人にも理解しやすいよう専門用語（概念）の説明も加えました。試訳も添えていますので、ぜひ参考にしてください。

内容（目次）

第1章　関係性マーケティングと価値共創
1. スポーツにおける価値共創
2. CSR と価値共創
3. 価値共創と顧客市民行動（CCB）

第2章　インターナル・マーケティングとホスピタリティ
1. サーバント・リーダーの機能
2. 教育におけるケア、思慮深さ、タクト
3. 万葉集の宴とカラオケのルールのDNA 的連続性

第3章　ソーシャル・マーケティング
1. パタゴニアの事例
2. ソーシャル・マーケティングの変遷
3. 社会変革へのふたつの道筋

本書について特筆すべきは、「長期的影響力があり今後もグローバルに共有されるであろうマーケティング論文」が精選されており、それを原文のまま読むことで、マーケティングについての重要な考え方と専門英語の両方を同時に学べるようになっているところです。比較的新しい論文が選ばれていますので、最新のマーケティングに関心のある方には特におすすめです。ぜひご一読ください。