大学間交流のすすめ(千田ゼミ等:大学横断的合同ゼミ実施)

2021.02.02 NEWS

2020年12月20日、5つの大学(近畿大学、神戸学院大学、名古屋市立大学、兵庫県立大学、和歌山大学[50音順])で「人的資源管理」(働くヒトのマネジメント)を研究する学生による合同ゼミ発表会が、神戸学院大学のポートアイランドキャンパスで開催され、本学からは経営学部の千田ゼミ・福井ゼミが参加しました。

◆総勢100名以上が参加
今年度で6年目を迎える恒例の大規模イベントで毎回、総勢100名以上の学生が参加する研究発表会ですが、今年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、開催自体が危ぶまれました。しかし、こうした状況下でも、学生たちの「学びを止めない」ために、様々な工夫を凝らしながら、遠隔会議システムを利用したオンライン参加と、対面参加のハイブリッド形式での実施となりました。

目の前でプレゼンテーションを聴いている人と、PC画面の向こうで聴いている人の両方に、解りやすく説明するという初めての試みでしたが、どの大学の発表も工夫が凝らされており、こうした経験自体が今後、社会人としてwithコロナ・afterコロナ時代を生き抜くための良い経験になったのではないでしょうか。

◆大学間交流・連携の意義
このような大学横断的な合同ゼミに取り組む意義は、自分が所属する大学の中だけの活動に留まらず、様々な大学の学生と切磋琢磨し、世の中には自分と同年代で頑張っている、多くの良きライバルがいることを知る良い機会となる点です。各大学(ゼミ)には、それぞれのカラーや個性があり、そして、同じ研究テーマ(ヒトのマネジメント)であっても、実に多種多様な考え方やアプローチがある事を知り、自身の考えを深める成長機会となるのは、こうした大学間交流ならではです。また、普段なかなか交流や連携をする事がない他大学の学生とも、これが切っ掛けで友人となったり、就活の相談などが出来る仲になったり、必ずしも合同ゼミ当日だけで終わらない、人間関係の輪を広げていく機会にもなります。

大学生活において、自分の大学の学生だけでなく、様々な大学の学生と交流したい、多様な考え方に触れ、視野を広げたいと思う人は是非、こうしたアクティブな学びを体験してみて下さい。

  • 「女性労働者の働き方改革」について発表する千田ゼミ生

  • 他大学の発表を聴く本学の学生

  • 合同ゼミ終了後の集合写真(千田ゼミ)