松田ゼミ3回生が兵庫津樽屋五兵衛本店を訪問

2019.08.09 NEWS

8月7日(水)・8日(木)に松田ゼミ3回生が二班(7日:神野海さん、多田朱里さん、山水理央さん、清水智貴さん、日高航貴さん/8日:嶋津萌衣さん、澤井優成さん、丹波谷達矢さん、吉中俊貴さん)に分かれて、兵庫津樽屋五兵衛本店(神戸市兵庫区本町2-1-23)を訪問し、コラボ商品の開発にむけたミーティングを行いました。

両日とも代表取締役の高田誠司氏と営業部の高田誠之介氏が主力商品を前に、「天然素材にこだわり、合成保存料・合成着色料は使用せず、厳選された〈素材〉を選び、昔ながらの伝承された〈技法〉で《天然の旨味》を追求する」という商品開発の基本方針を説明。

そのあと、学生たちはカナダのフレーザー川を遡上する天然紅鮭を使ったスモークサーモンと中塩焼き鮭、兵庫県民のソウルフード生炊きいかなご釘煮、ちりめん山椒、神戸牛しぐれ、淡路島産のアカエビを使用したべっぴん干しえび、北海道産昆布を使用した昆布でチップなどを試食し、《天然の旨味》の奥深さを堪能しました。

本店社員の方の助言をいただきながら、学生たちは「ちりめん山椒のおにぎり煎餅」「スモークサーモンの製造過程で廃棄されていた鮭皮のチップス」「干しエビと昆布でチップスを砕いた万能ふりかけ」「塩昆布と乾燥梅をティーパックに詰めた水出し健康茶」などのアイデアを出しました。

9月から本格的な開発活動に入れるよう、「8月中にひとり最低1個のアイデアを提案」を宿題にしてミーティングを終えました。

なお、両班ともミーティングの前後に旧兵庫津の繁栄ぶりをとどめる神社仏閣や問屋街を見学し、町興しのヒントも探索しました。

  • 8月7日班(右)・8日班(左)「壱の一をめざそう」

  • 「高田屋嘉兵衛本店の地」碑の前で

  • 本店2階でのミーティング風景