経営・商学コース

コースの概要

企業の吸収・合併や提携、新製品の開発、海外工場の設立など、新聞やニュースでは企業のさまざまな活動が毎日のように取り上げられています。 経営・商学コースでは、現代のビジネスや企業活動を読み解くカギとなる知識を幅広い角度から学びます。

例えば、「なぜ通販で買ってしまうのか?」「100円ショップが安いのはなぜか?」 「お笑いがビッグビジネスになった理由は?」なども、本コースで取り上げる重要なテーマです。身近な商品やサービスを取り上げ、それらのビジネスとしての考え方やもうけの仕組みについて一緒に考えましょう。

企業はヒト、モノ、カネ、情報を組み合わせながら、私たちの生活に必要な商品やサービスを生産し販売しています。企業の内外の情報を使いこなしながら 、ヒト、モノ、カネ、情報を上手く組み合わせる方法が、企業の経営、つまりマネジメントです。
このマネジメントを製造業、商業、金融など幅広い業種について見ていくだけでなく、自治体や学校、非営利組織(NPO)についても学びます。マネジメントは商品の研究開発から生産、販売、流通、財務、人事労務などの多様な仕事の集まりから成り立っています。これら全般について学べるところに本コースの大きな特徴があります。

マネジメントのあり方は単に企業の経済的問題だけにとどまらず、私たちの労働と生活の安全、ゆとり、豊かさに直結している問題でもあります。マネジメントを学ぶことは、より良い経営のあり方や、労働と生活の質の向上について考えるだけでなく、みなさんが社会の荒波に立ち向かう判断力や決断力を養う基礎となるでしょう。

経営・商学コースにおける学修のステップ

1年次:経営・商学全般に必要な基礎知識を学修する。
   ▽
2年次:他のコースの科目も幅広く履修・学修する。
   ▽
3年次:専門知識を深めながら調査・分析能力を修得する。
   ▽
4年次:問題・課題の解決策を研究・発表する能力を修得する。

主な講義紹介

■ 経営史総論
担当教員 : 赤坂 義浩 准教授
経営史とは、文字通り企業経営の様々な制度や仕組みがどのように生成し、発展してきたか、について学ぶ学問分野です。日本は、19世紀のアジアでいちはやく近代化に成功した国ですが、経済の面 では、近代産業と呼ばれる西欧諸国の技術を採り入れた新しい産業を日本にも移植、定着させ、それを発展させて来ました。それは、まず株式会社制度というソフトが普及したから成功したということです。
したがって、経営史では、そうした近代産業の分野でリスクを取りながら起業し、自己の企業を大 きく成長させる「企業家」と呼ばれる人には、どのような人がいるのか、そうした人々はどこから来 たのか、そして、それらの企業では、どのような経営戦略がつくられ、どのように経営管理がなされ ていたのか、会計システムはどのようなものが形成されたのか、生産管理や労務管理はどのようにな されていたのか、などについて学んでいます。 「経営史総論」は、そのような経営史という学問分 野の概要を紹介することが目的です。
■ マーケティング論
担当教員 : 辻 幸恵 教授
マーケティングは売り買いが行われる場所や場面を視野に入れながら、どうしたらより良く、製品やサービスが人々の手元に届くのか、そしてそれらを通じて、満足が得られていくのかを考えていきます。たとえば、安く買った商品でも、不良品ならば、買った人は、悲しい気持ちになります。売った人もお客様に喜んでもらえる方が幸せです。売り手は買い手の気持ちを考えながら、製品、サービス、値段、広告、そして物を届ける方法を決めていきます。その手順や方法について理解していきます。
■ 国際経営論
担当教員 : 藤原 由紀子 准教授
経済がグローバル化した今、多くの企業が海外に製品を輸出したり、部品や材料、製品を海外から輸入したりしています。 海外に工場を建て、現地の人々を雇用して生産を行う企業もあります。この講義では日本企業の国際的な経営活動の進展とその背景や、国際経営活動に伴う課題についても学びます。