『ビジネスCキューブ2018』「兵庫の鉄道Vol.3」取材(その4)

2018.06.22 NEWS

『ビジネスCキューブ2018』「兵庫の鉄道Vol.3」の取材を進めています。今回は、武庫川鉄橋の取材に行きました。

明治7年(1874)開業の官設鉄道大阪-神戸間では、前回までにご紹介した3つの「天井川トンネル」の他にも、日本の鉄道で初めて、というものがもう1つあります。それは、鉄道用鉄橋です。

先に開業した東京(新橋)-横浜間鉄道では、六郷川橋梁などの橋が架けられましたが、京浜間ではすべて木橋でした。

それに対して、阪神間鉄道では、武庫川、神崎川などに、日本で初めての鉄道用鉄橋が架けられました。

現在の橋は、東海道本線複々線化の際に架け替えられたようですが、当初の姿と現在の姿を対比させてみました。

  • 阪神間鉄道開業当時の武庫川橋梁です。まだ単線です。(京都鉄道博物館展示パネル)

  • 現在の武庫川橋梁です。新快速電車が姫路へ向かって高速で走り抜けて行きます。

  • 蒸気機関車に代わって、現在は電気機関車が貨物列車の主役です。今は数少なくなった国鉄型の電気機関車(EF65形)が牽くコンテナ貨物列車が西へ下って行きます。